前回、Googleがどうやって表示する順位を判定するかについて解説しました。
「良いサイトを表示順位上位にする」という話ですが、今回は更に突っ込んだ「良いサイトの評価するポイント」を説明します。

まずは内部対策と外部対策の2つがあることを知ろう
あなたは「内部対策」と「外部対策」という2つの言葉をきいたことがありますか?
内部対策:
自分のサイトの中身への対策を行うこと。具体的に言うと2つの種類があり「サイトを実際に見てくれるユーザー向けの対策」と「Googleなどの検索サービスに理解してもらうための対策」があります。
外部対策:
自分のサイトではなく、外のサイト向けに実施する対策を行うこと。具体的には「他のサイトからリンクを張ってもらう」「SNSでサイトを拡散してもらう」などがあります。
まずは、内部対策から説明します。
内部対策その1:サイトを見てくれるユーザー向けの対策を考える
まずは大前提として「ホームページに来てくれた人が満足する記事を提供する必要がある」ということです。

「SEOの対策をする」ということは
「今はサービスや会社を知らない、興味を持っていない人」
に対して
「その人が抱えているなにか問題があって、それを解決してほしい」
という人を対象として描くことが大事です。
「抱えている問題が解決する記事」をつくることを意識しましょう。
どういった記事が興味深く読んでもらえるかを観察し、多くの人が満足している記事の傾向を分析することが大事です。
内容に満足してもらえるなら「見た目」もきれいにしよう
記事の内容が満足してもらえるものであることができるようになったら、次は、読みやすいサイトになっているか?を確認しましょう。
ポイントは以下のとおりです。
サイトのデザインが読みやすいか
表示速度が遅くてイライラさせないか
スマホ対応しているか
誤字脱字がないか
デザインとして読みにくいサイトは、ユーザーがすぐに見るのを辞めてしまいます。どれだけそのサイトを見てくれているかは、Google Analyticsで分析することができます。
分析しながら、きちんと見てもらえるサイトを増やしましょう。
なお、広告マンガは、「内部対策」の一つとしても効果的となります。ユーザーへの満足度を上げるために、ユーザーがわかりやすい「広告マンガコンテンツ」を制作して、提供することは、ユーザーの滞在時間をあげることに寄与することとなるためです。
内部対策その2:Googleなどの検索サービスへの対策
Googleなどの検索サービスは「クロール」して情報収集をしています。
このクロールして情報収集をするために、サイト情報をこちらからGoogleに提供することが、内部対策の2つ目です。
参考↓
※ちなみに、これは自社でサイトを運営している人じゃないと対策できないことが多くなります。
例えば、あなたがWordpressなどでサイトを運営しているのであれば、プラグインの導入などが必要です。
また、そうではなくサイトを自社で制作しているならば、サイト管理者の協力が必要になるでしょう。
具体的には、どういったことをすれば良いのかを解説します。
sitemapをGoogleに提出しよう
Googleがクロールするときには、sitemap.xmlというサイト内の情報を元にサイト内の情報を巡回します。
なので、sitemap.xmlに重要なページを登録することが大切になってきます。sitemapは簡単に登録できますので、必ず登録しましょう。
外部対策:他の人が作ったサイトからリンクされたり、SNSで拡散されるようにする
Googleの評価を上げるために意識すべきもう一つのことが「外部対策」になります。

外部対策とは「自分以外の他人が自分の記事を参照してくれる」ことが増えると、「そのサイトは他の人から役に立つと思われているのだろう」と判断されることです。
※ただし、自分で意図的に、他のサイトのコメント欄などから自分のサイトにリンクをさせまくる「自作自演」をするのは絶対にやめましょう。
これはGoogleにバレると大幅なペナルティをくらいます。
ちなみにこういった自作自演を「ブラックハットSEO」といいます。
外部対策としては、「他の人からリンクしたくなったり、Twitterなどで拡散したくなるような記事をつくること」が大切です。
どんな記事が他のサイトからリンクされたり、SNSで拡散されているか把握し、傾向を掴んで、更に役に立つ記事を作っていきましょう。
※ちなみに広告マンガコンテンツは、下記の記事で解説している通り拡散性が非常に強いです。外部対策としても、親和性が高くなります。
参考記事↓
まとめ
今回の内容をまとめました。
1.今回は、SEOの中でも「検索サービスがいい記事だと評価してもらうための具体的な施策」として、「内部対策」と「外部対策」がある。
2.内部施策は、自分でできること。具体的には記事の内容がユーザーが読みやすくなるように工夫することと、Googleが記事の内容を判断しやすいようにすること
3.外部施策は、他の人がしてくれること。自分のサイトの記事を紹介したりSNSでシェアしてくれることで、それをしやすい記事を作ること
基本的には、まずは「内部施策」に集中しましょう。
なぜなら内部施策は、自分がコントロールできるからです。
ユーザーにとって問題が解決する、素敵な記事を書いていく、読みやすい色使いや段落分けをすることで、見てもらった人の役に立つを増やしていきましょう。
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