SEOではビックワードかどうか?という観点が非常に大事になります。

ただ、ビックワードとなるキーワードをどうやって選んだら良いのかわからない。。。

今回は、ビックワードとなるキーワードの選定の仕方を解説します。

キーワードの選び方が大事

ビックワード選定にはGoogle提供の「キーワードプランナー」を使え

自分で検索ワードをGoogleで入力して、検索を実行し、ヒットした件数をメモしていくという方法でも良いのですが、大変です。

そんなときに、便利に使えるツールがあります。Googleが提供している「キーワードプランナー」というツールです。


はじめての人向け:キーワードプランナーの使い方

1.まずはじめに

■準備するもの
・Googleアカウント
 →ない場合には、事前に作りましょう。
・パソコン
 →パソコンのほうが画面広くて見やすいです。

  スマホだとちょっとだけやりにくいかも!?

まず、Googleでキーワードプランナーと検索します(もしくは以下をクリックしてください)

つぎに、画面の「キーワード プランナーに移動」ボタンを押します。

Googleアカウントでログインしてください。

キーワードプランナーに移動する

2.ログインしたあとはキーワードを探す

ログインすると、以下のような画面になるので、「新しいキーワードを見つける」を選択します。

下の入力欄に、検索したいワードを入力します。たとえば私の場合には「マンガ」「依頼」としてみます。

検索を開始しましょう

3.ビックワードを探す

出てきたキーワードを見てみましょう。このキーワードは以下の目安で、ビッグワードを狙いたいところです。

ここで、同じ画面で「競合性」というのも見てみましょう。ここが多いと、そのキーワードはすでに多くのサイトが存在します。

以下の情報を理解した上で、キーワード選定をしましょう。

(補足)キーワードプランナーの画面の見方

以下に一度整理しました。

・検索数
Googleを利用する全世界の人が、そのキーワードで月に検索した回数の合計。言い換えると「そのキーワード目当てでお店に入ってくるお客さんの数」。ニーズとも言えますね。

キーワード数は主に以下のように言われています。ビッグキーワードを探しましょう
 ・100〜1000以下が「スモールキーワード」
 ・1000〜1万以上が「ミドルキーワード」
 ・1万〜10万以上が「ビッグキーワード」

・競合性
そのキーワードを含むサイトが多いかどうか?という指標。多いと、競争率が多いので大変。言い換えると「キーワードに関連するお店の数」。お店が多いほど、勝負が大変になるし、お客さんが分散しやすいです。しかも大体多くの人は「人気が高いお店」に行きがちです

※競合性が低を狙えるといいでしょう。

「検索数がより多く」
「競合性が弱い」

という キーワードの組み合わせがあり、それがあなたの目的としているサイトのゴールに近いお客さんだと最高ですね!そういったキーワードを見つけましょう。

何度も言う通り、Googleは「より役に立つサイトを高い評価と判断して、優先的に上に表示します。あなたのサイトがどんどん役に立てば、ここでキーワード検索している人たちの目に止まりやすくなるのです。来店してくれる人が多いほうが良いので、検索数が大事になります。


初心者が陥りがちなダメなキーワードのパターン

1.ビッグキーワードだけど、自分の目的と遠い人たちを対象としてしまう

たとえば、私だと「マンガ 無料」というキーワードはビッグキーワードです。すごく多くの人が毎日検索しています。

しかし、仮にこのキーワードで私がGoogleでトップ表示されるようになっても「マンガ 無料」で検索してくる人たちは、まんがたりで広告マンガを依頼したいと思うでしょうか?ほとんど99.9%くらい、依頼しないでしょう。

あなたのサイトで、ものを買ったり、サービスを使ったり、お問い合わせをしたりする「あなたの会社の目的」に近い人が、何を困って、どんなキーワードで検索しそうか。これを考えることが大事です。


2.ビッグキーワードだけど競合がめちゃ強い

同じように「マンガ 無料」がもしまんがたりのお客さんになる人達が調べるワードだとしても、競合がめちゃ強いです。

ジャンププラスやコミックデイズ、マンガワンといった超大手出版社も、LINEマンガやコミコ、GANMAなどのマンガを無料で読めるアプリやサービスもたくさんあります。そしてそういった企業の人たちは、専門家を揃えて人数も揃えて勝負してきます。人数で勝負されると、正面から勝負するのは難しいです。

今ここで、この記事を読んでいる我々は、横綱と真っ向勝負しても、きっと勝てないです。別の「競合が強くなさそうなキーワード」を探すべきでしょう。


3.自分が不得意なキーワードにしてしまう

こういったSEO対策をする際には、毎日の更新が必要となったり、戦略を考えるときにもキーワードについては自分である程度、得意でないと判断できないことがあります。

自分がまるで得意でないテーマやキーワードを選定してしまうのは、やはり他の強豪に負けやすくなったり、もしくは継続的に描くことが非常に大変になるので、おすすめしません。

唯一あるとしたら、自分の学びを描く際には毎日学びつつアウトプットできるなら、詳しくないテーマキーワードでもありかもしれません。

できるかぎり、自分が得意なキーワードを選びましょう。


まとめ

キーワードはキーワードプランナーで
「ビッグキーワード」
「競合性が低い」
「自分の目的を達成できる」

キーワードを探しましょうという話をしました。

これは一発で正解にならないこともあります。悩み過ぎたら前に進まず、そして前に進まないとレベルアップできません。

完璧をめざすより、まずはやってみましょう!

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